■研修カリキュラム
テーマ | 講師 | 概要/備考 |
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①診断士として身に着けるスキルとその役割 | 坂田岳史 |
業種・業態におけるコロナ後を見据えた、経営課題を解決する為の戦略策定を支援する。 その為に必要な診断士のスキルや活動指針をまずは理解する。 |
②これからの診断士が目指すもの | 白井皓大 |
各種統計・アンケート結果・学術研究などを踏まえ、多種多様な診断士の実態を明らかにする。 そして、診断士をタイプ別に分類を行い、それぞれの特徴や診断士活動を行うにあたっての注意点を示しつつ、アフターコロナ時代において診断士の目指すべき方向をあぶりだす。 |
③大企業と中小企業の比較と中小企業への支援法 | 石田英二 |
中小企業の客観的データにもとづき大企業と中小企業を比較するとともに、講師の経験してきた中小企業の生々しい実体験と中小企業の経営者がもつ本音を明らかにする。そして中小企業がもつ特性をもとに、中小企業診断士が企業に対しどのように支援するべきなのかについて提言する。 |
④アフターコロナの中で、金融機関が期待する中小企業診断士の姿 | 山本泰正 |
アフターコロナで起こるであろう、中小企業の借入金に対する金融機関の対応や、その背景について説明し支援の方向を解説。R5年5月以降ゼロゼロ融資の返済対策。今後増加する中小企業事業再生支援について、中小企業診断士としてどのように対応するべきか、金融機関が期待する中小企業診断士の姿とは何か? |
⑤アフターコロナを見据えた事業再構築の支援法 | 細野光男 |
京都の土産店主が「中小企業事業再構築戦略」を熱く語る。中小企業の事業再構築の実態と支援体験をもとに、アフターコロナでは事業計画作成支援だけではなく、事業完遂までを支援することが重要になることを説明。コロナ禍で小売りの苦労話も交えて説明。 |
⑥アフターコロナの事業成功パターンを分析する | 山口隆久 | 中小企業の事業転換や経営改善の複数の企業事例から、機会と強みをどう捉えてどのように活かしたのか、アフターコロナ時代に必要な成功パターンは何かを解説。併せて診断士としての信頼感を得て仕事の拡がりに結び付けるための取り組み方・スタンスを、大企業と中小企業の両方の勤務経験から紹介。 |
⑦アフターコロナにおける新規市場進出法 | 宮本 真 | 中小企業の事業戦略を分析し、アフターコロナ時代に重要になる新市場での競争優位性確保の方法を説明する。また、診断士の総合力、専門性という二つ能力と、新市場進出の際に必要となる能力の関係を解説し、総合力を活かしたテストマーケティング、プロジェクトマネジメントなどの支援策を説明する。 |
【2日目(3月13日) 9時~12時】
テーマ | 講師 | 概要/備考 |
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①自分の事業計画作成ワーク | メイン講師:山口隆久 サブ講師:白井、石田、山本、細野、宮本 |
1日目の講義を受けて、アフターコロナ時代に診断士として、どのようなスキルを身に付ける必要があり、それを活用してどのような支援を行うべきかを、ビジネスモデルキャンバス(BMC)に描く。BMCはグループワークで作成する。 |
②最後に | 京都府中小企業診断協会 副会長 坂田岳史 |
本研修会を振り返り、アフターコロナ時代に必要な診断士像を共有します。 |