ちーびず継続計画の作り方! in 西舞鶴 FLAT+
~第1回:お金の稼ぎ方~

 ちーびず継続計画の作り方!第1回:お金の稼ぎ方が12月9日(金)舞鶴市のFLAT+で開催され9名が参加。まず初めに、ちーびず継続計画の作り方についての座学を行いました。その後に参加者同士で意見交換をし、交流を深めました。

1.ちーびず継続計画の作り方!第1回:お金の稼ぎ方 講師 小松﨑哲史

 講義の冒頭で京都ちーびずの3つのポイント、すなわち①府民自らが取り組むこと、②多様な主体と連携協働して取り組むこと(つながり)、③ビジネス的な手法により仕事や新しい働き方を生み出して、地域の課題解決(地域づくり)の継続を目指す、について説明がありました。ちーびず継続計画書を作成するためには、まずはこの3つのポイントをしっかり理解する必要があります。
 ちーびずは3つの活動により構成されています。それは、①ビジネス的手法、②地域の課題解決(地域づくり)、③これらの活動の管理、です。ビジネス的手法により活動の原資を得て、その原資を使って地域の課題を解決し、活動の管理を行う。この繰り返しでちーびずを継続させるのです。また、これらに対応して、ビジネス的手法によって地域力ビジネスによる売上・売上原価(材料費・仕入れなど)・ビジネス的手法に関する経費が、地域の課題解決(地域づくり)によって地域の課題解決(地域づくり)に関する経費が、活動の管理によって活動の管理に関する経費が発生します。
 そして、ちーびずのコンセプト作りに話が移りました。コンセプトは、①課題解決の趣旨・目的、②ビジネス的手法それぞれについて作らなければなりません。課題解決の趣旨・目的については、地域の誰の課題か?、地域のどんな課題か?、地域の課題をどのように解決するか?、何故地域の課題を解決するのか?を考えなければなりません。ビジネス的手法については、誰に買ってもらうのか?、何を買ってもらうのか?、どのように買ってもらうのか?、何故買ってほしいのか?を考えなければなりません。特に、何故地域の課題を解決するのか?という問いに対する答えが共感者(顧客)を増やすために一番重要です。その後、理屈と感情に訴えて共感者を増やす、売上計画の立て方といった話があり、講義は終了しました。

2.~団体の活動の管理について~ 意見交換会

 続いて意見交換会に移りました。団体のお金の管理や経理事務、税務申告からマイナンバーの取得や管理といった団体の活動の管理についての話題が中心でした。団体の活動の管理という地味な仕事にもきちんと取り組むことが、ちーびずの継続に必要であることを再認識しました。そして、参加されたみなさまが団体の活動の管理にもきちんと取り組まれていることに感心した次第です。

●平成29年1月18日掲載 【文責】一般社団法人京都府中小企業診断協会 小松﨑哲史

【問い合わせ先】 京都府地域力ビジネス課(京都府ソーシャル・ビジネスセンター) 電話075-414-4865

 

京都ちーびず(京都地域力ビジネス)