第38回京都地域力ビジネス応援カフエ in 右京区京北 森のCafé
~女子イチオシ「森のCafeランチ」企画~


  7月28日(木)、ペンション上桂・森のCaféで開催されちーびず応援カフェに21名の参加がありました。
 京北商工会女性部の事業者や商工会職員、京都市地域おこし協力隊、中小企業診断士、ちーびず推進員等が3班のチームを組み、森の京都とタイアップした食べに来たくなるような「女性イチオシランチ」企画とそのストーリーについて試食しながらディスカッション。素材としては女性部メンバーがそれぞれにイチオシする地元素材の料理や加工品が数多く提供され大いに盛り上がりました。

1.「森の京都」とタイアップ、商工会女性部たちが地元の旬の食材・料理を紹介

 今年度、京都府の豊かな森の魅力を発信する「森の京都」のターゲットイヤーに併せて、京北商工会女性部も11月の2日間に、地元の食材や食文化をアピールすべく「ちーびずリレーマルシェ」を企画。
 まずは販売や誘客に結びつくようなイチオシランチの企画に向けて、食関係の会員を中心にたくさんの試食提供がありました。
 渡邉部長、黒川副部長から趣旨説明あと、旅館や飲食店から鮎の甘露煮、焼き鯖寿司、鹿カツ、京北の納豆餅、京北つけもの工房のいぶり干したくわんや七福漬、米粉のクッキー、そばチップスカレー味、トマトや牛すじのカレーなど、提供者からの説明を聞きながら試食開始。
 林業女子グループ樹々の会からはくろもじ茶、木材事業所の会員からは木製トレーなども紹介。商工会事務局からは、本ランチ企画への参画事業所と商材の紹介もあり、商工会管内の銘産品ラインナップとして、これ程の幅広さを持つ地域は他に類がなく、地域資源における大きな強みと言えます。

2.京北森の京都ランチ、提供の形式、ネーミング、価格等を熱心にデイスカッション

 まず、ランチの提供方式。プレート方式、プレートと惣菜バイキングの折衷案、バイキング方式と、見事に3班それぞれに分かれました。
・バイキングメリット・・参加協力店とその提供メニューを多く出してもらった。バイキングなら全てを試すことも可能。プレート式は、ご飯類(特産焼き鯖寿司はどうするか)とか、洋和風どちらでまとめるか等を絞ったうえで、ストーリー性をいかに出すかなど難しい点が多い。
・バイキングデメリット・・食べ放題方式は多めに準備する必要性がある 等
 筆者参加の班はバイキング派、隣はプレート派でした。
 バイキング方式の意見が多かった当班でも、プレート方式の方が落ち着いて食べることが出来るという意見があったように、どちらの方式にも一長一短があり正解を決めつけることは出来ません。

 呼び込む方法としてタクシー会社との連携、また、広報として道の駅ウッデイ京北や近隣市町の道の駅にチラシを置く。ネーミングは「京北、森のアラカルト」「森のかほり弁当」等、値段は1,500円~2,000円、3,000円程度等とどのテーマも3班3様に活発な意見が出されました。
 総括として、京都府地域力ビジネス課、長友課長より、今回企画で採算に拘らずとも、商工会の販促機能を活用して、これを機会にして個店に引きこむ戦略も可能なのではないか、また、魅力的な食材が多いだけに是非とも定期的に開催して口コミを広げていって欲しいとの意見がありました。



【文責】一般社団法人京都府中小企業診断協会 西河 豊

【問い合わせ先】 京都府地域力ビジネス課(京都府ソーシャル・ビジネスセンター) 電話075-414-4865

 

京都ちーびず(京都地域力ビジネス)