京都ちーたび参加通信
<おいしい野菜を食べて美しい阿蘇海を! 宮津市 編>

・認定NPO法人ブルーシー阿蘇の松森さんがガイドとなり、江西寺尾関住職の法話を聞き、伊根に移動し、海蔵寺天野住職の精進料理をいただき、交流タイムで「エコの環」と法話と精進料理について語り合いました。
・日 時 :平成28年1月30日(土)9;30~14:00
・参加状況:24人

1.高齢者が作る安心・安全で美味しい「エコの環」野菜を地域に届け、健康づくりをサポート

 ブルーシー阿蘇が「エコの環」と称して生ごみとゼオライトを混ぜた発酵肥料で育てた野菜は栄養素が豊富で甘くておいしいと好評です。その肥料づくりのしくみを実際に見せていただき ました。野菜の命を無駄にすることなく、環境にも優しく、将来はゼオライトを阿蘇海のヘドロから合成して阿蘇海を魚が住めて、人が泳げる海に変えたいとの思いで活動されています。
 その環境修復につなげる夢を持っておられます。2.江西寺(宮津市須津)尾関住職の法話と与謝蕪村の屏風「エコの環」野菜の精進料理をいただき"命"について考える。
テーマ"命"に身近な話題を入れて、わかりやすく説明していただく、好きな生き物、嫌いな生き物を上げて、命の意味、仏教の考え、輪廻について学びました。終わりに与謝蕪村の風竹図屏風を拝観しました。


2.江西寺(宮津市須津)尾関住職の法話と与謝蕪村の屏風

 「エコの環」野菜の精進料理をいただき"命"について考える。
 テーマ"命"に身近な話題を入れて、わかりやすく説明していただく、 好きな生き物、嫌いな生き物を上げて、命の意味、仏教の考え、 輪廻について学びました。終わりに与謝蕪村の風竹図屏風を拝観しました。

3.「エコの環」「法話」「精進料理」の感想を全員が話す交流タイム

 「エコの環」活動の目指すものは、阿蘇海を美しくすることなのか、野菜作りなのかわかりにくいとの質問に対し、ヘドロからの人工ゼオライトで将来的に阿蘇海を美しくしたいが、まだ生産量的にビジネスにはなっていないとの回答。
 天野住職から精進料理は5つの使ってはいけない野菜がある。それは『ネギ、玉ねぎ、にんにく、ニラ、のびる』との説明があった。
「無常」については暗いイメージであったが、尾関住職の話から無常だから、常にあるものを大事にすることを学び、明るくとらえることができましたとの意見がありました。他にも多くの楽しかったとの感想があり、ちーたびは盛況でした。

4.今後に向にむけて

 参加者は宮津近隣から大勢来られました。法話・与謝蕪村の屏風の拝観・住職自らが「エコの環」野菜を使った精進料理は参加費用1,500円ではお安いと思いました。ちーびずとして継続は可能と判断します。ブルーシー阿蘇のメンバーも意欲的でありました。今後は阿蘇海のヘドロから人工ゼオライトの合成をビジネスとして実現していただきたいと願います。

  ●平成28年2月4日掲載 【文責】一般社団法人京都府中小企業診断協会 久保憲司

【問い合わせ先】 京都府地域力ビジネス課(京都府ソーシャル・ビジネスセンター) 電話075-414-4865

 

京都ちーびず(京都地域力ビジネス)