第53回京都地域力ビジネス応援カフエ
「京都ちーびず応援カフェ(かんたんkimono体験)in 京田辺 さんさん山城」

 地域力ビジネス応援カフェが6月20日(火)、京田辺市の「さんさん山城」で開催され27名の参加がありました。京都ちーびずくらぶ副会長の竹嶋貴代美さんの挨拶の後、「さんさん山城」の福永実さんの活動紹介、続いてNPO法人京小町踊り子隊プロジェクト代表理事の岩崎裕美さんから3部式ドリッコきものの着方の詳しい説明を受け、「さんさん山城」で働いている方、地元を中心に活躍されている女性の方、ちーびず推進員、京都府職員など多彩な方々が3部式ドリッコきものを体験されたり、お抹茶をいただいたりしながら、さんさん山城カフェの活用方法やドリッコきものの楽しみなど、活発な意見交換が行われました。

1.さんさん山城の活動紹介

 会場となった京田辺市の山城就労支援事業所「さんさん山城」の藤永実さんより、活動内容を手話とともにご紹介いただきました。
 山城就労支援事業所「さんさん山城」は、聴覚に障がいのある方々の就労を支援する場として、2011年(平成23年)4月から京田辺市で就労支援事業を始められました。山城地域の特産品の宇治茶、京都えびいも、田辺なすなどの生産・食品加工・出荷、販売事業にとりくんでおられ、農林水産省と厚生労働省がタッグを組んだ「農福連携モデル事業所」にも選ばれています。
 この4月から「コミュニティカフェ」をオープンし、濃茶大福や抹茶クッキー、えびいもコロッケなどのオリジナル商品販売や、6月からランチも始められました。



2.3部式ドリッコきもの紹介&体験

 ひきつづいて、dricco(ドリッコ)きものの開発者でもあるNPO法人京小町踊り子隊プロジェクト代表理事の岩崎裕美さんが、3部式ドリッコきものの仕組みと着方を実演で分かりやすく解説してくださいました。参加者のみなさまは思わず声をあげたり、頷いたり、お母さんと一緒に来た子供さんも惹き込まれたのか食い入るように見つめていました。
 一通りの説明が終わると、参加者の方がめいめい好きなきものや帯を選んで、府の女子職員さん等の手を借りながら、ドリッコきものをご自分で身につける体験をされました。着終わった方々はそれぞれ写真を撮ったりしてみなさん顔が輝いていました。



3.グループ意見交換会

 きものから元の衣装にもどって、お抹茶をいただきながら、「さんさん山城カフェを活用しよう!」「3部式ドリッコきものを楽しもう!」というテーマで、3つのグループに分かれて自由に意見を語り合いました。
 簡単な自己紹介のあと、私の属したグループでは2つのテーマは相互に関係が深いということで分けずに考えようということになりました。地元の方でもまずここのコミュニティカフェについて知らない人が多く(今日の参加者の方はもともと「さんさん山城」に関係する方や何らかのつながりのある人が大半だったので知っていたとのことでしたが)、何にしろとにかく情報発信して知らせることがまず大切なことです。
 また友人を連れてくるにも少し殺風景で、行くなら城陽のほうに行くという意見も。
 わざわざ来るというところまでなかなかいかないので、今回のドリッコきもの体験のようなイベントや、ガーデンカフェ、抹茶カフェ、などこちらの特徴を活かした展開や、地域の観光名所と一体的に考えることも必要ではという意見がありました。
 「コミュニティカフェ」という位置づけなら地元の人を中心に楽しめるような場の提供が望まれます。

 ドリッコきもの体験で盛り上がり時間が押した分、意見交換会の時間が若干少なくなってきちっとした提案までは難しかったようです。「さんさん山城カフェ」は今年から始まったばかりでまだまだ広く知られてはいませんが、今回の3部式ドリッコきもの紹介&体験のようなコラボレーションイベントを組み合わせたりしながら、少しずつ改善を繰り返して地元に根づいたコミュニティースペースに育っていって欲しいものです。
 ドリッコきものの仕組みには感激しました。今も絶えずより着やすいように改良を繰り返されているそうです。普段づかいされるきものがもっと増えて京都のまちもよりはなやかになれば毎日がもっと楽しくなりそうです。




●平成29年6月26日掲載【文責】一般社団法人京都府中小企業診断協会 藤井 健志

【問い合わせ先】 京都府地域力ビジネス課(京都府ソーシャル・ビジネスセンター) 電話075-414-4865

 

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