京都ちーびず起業セミナー in 京丹後市

 京丹後市の「和い輪い学習館」にて、平成28年の1月14日、京都ちーびず起業セミナーを開催しました。参加者は11名で、座学とケーススタディを学びながら「思いを形にして仲間の輪をげよう!」をテーマに学んで、話し合いました。
 全体の流れとしては、京都ちーびず起業セミナー「経営」編の座学があり、その後、「和い輪いがや我家」でお茶を飲みながら、交流を深めました。それから、モッペンスペース市場店に移動して、店長代理の味田佳子氏からの活動発表と意見交換をし、最後はモッペンスペース市場店の見学をしました。総評として、久保の方から、座学でのお話とモッペンスペースの味田さんのお話の総評で締めくくりました。

1.京都ちーびず起業セミナ―「経営」編   講師 久保憲司

 京都ちーびず起業セミナー「経営」編『思いを形にして仲間の輪を広げよう!』の副題で京都ちーびずポインを冒頭に説明する。ちーびずで起業する場合の事業のコンセプトを図で説明して、理解してもらう。そして事業コンセプトの個人作業とグループ作業のやり方をそれぞれの表を活用して説明する。
 ちーびずは2つのパターンがあり、具体的に事例を使って学んでもらう。起業するためにはビジネスをデザインする必要があり、そのためには、ビジネスモデルキャンバスにビジネスを描くことが求められる。そのビジネスモデルキャンバスを具体的に説明する。これらを使って、参加者が起業される時に活用していただければと思い、基本を理解していただいた。

2.体験談お話と見学  Moppenモッペンスペース市場店 講師 店長代理 味田恵子氏

 モッペンスペース市場店は地域の活性化事業として、2015年2月1日にオープンしました。
商店街の委託事業3年間の2年目であります。2014年慶応大学増山ゼミの公共フォーラム IN京丹後で25名の学生から、京丹後市の活性化対策を発表されて、その内容も参考にしました。商店街の空き家対策、高齢者のふれあい、子供たちの交流などの課題を解決するため に、地域のつながりを深め、「もっぺん(もう一度)」盛り上げようと、同市の市民団体「まちづくり協議支援チームMOPPEN」がスーパーの空き店舗を利用して開きました。
 地域交流スペースの活動は、子供から高齢者まで、世代を超えて交流できる場を目指しています。広報は「モッペン通信」等で知らせており、多くの人の 利用を推進しています。
 具体的な活動は、大人の昔話、ママベビーの日、コンサート、デコバージュ の日、体操教室、花の時間(花屋さんとコラボ)等の多くの企画をしています。今後も継続していくために、参加者の意見を聞いて新たなビジネスを企画していきます。
 シルバー人材センターの「和い輪いがや我家」とまちづくり協働支援チームMOPPENが協力することが、地域交流を深め、地域の課題解決やビジネスにつながればと締めくくりました(久保)。

  ●平成28年1月4日掲載 【文責】一般社団法人京都府中小企業診断協会 久保憲司

【問い合わせ先】 京都府地域力ビジネス課(京都府ソーシャル・ビジネスセンター) 電話075-414-4865

 

京都ちーびず(京都地域力ビジネス)