京都ちーびず応援カフェ in 宮津市・由良

 平成27年10月29日(木)、丹鉄・丹後由良駅近くの「千軒長者の館」で開催。
由良や近隣の地域で、ちーびずを実践もしくはちーびずに関心がある参加者約20名が集い、相互の交流や由良の「ちーびず」「ちーたび」作りのための意見交換会などが行われました。
 京都府地域力ビジネス課の長友課長挨拶と、NPO法人丹後の自然を守る会・ちーびず推進員の蒲田さんから「ちーびず」「ちーたび」の説明があり、参加者から特産品や活動のアピール、試食昼食タイム、グループ意見交換会と発表、総評という流れでした。

1.「安寿亭」の地元ばら寿司、オリーブ茶、由良みかんの摘果ドレッシングの試食とアピール

 お昼には地域のいっぷく処「安寿亭」のうどん・ばら寿司。安寿亭は今回応援カフェの会場となった千軒長者の館で、地元の食材を使って安全・安心な食事を提供している地元女性たちのグループです。地域の人たちの憩いの場としても定着し、地元名物のばら寿司やお惣菜は、ほぼ毎日完売の人気となっています。
 また、由良の摘果みかんを宮津市の飲食店ビオ・ラビットがプロデュースした「てっかみかんドレッシング」、由良オリーブの会から「オリーブの新漬け」の試食提供、与謝野町の丸仙から「丹後ちりめんのボディタオル」のサンプル展示等があり、由良や周辺地域の特色豊かな産品を共有しました。

2.グループ意見交換会では、地域素材をコラボしてちーびず、ちーたび推進の方向

 由良の「ちーびず」「ちーたび」づくりというテーマで3グループに分かれて意見交換。
 様々な意見で共通していたのは由良地域には豊富な「ちーびず」資源がある、ということ。
 千軒長者の館の足湯、北前船の足跡、日本最北端のみかん畑、オリーブ、酒蔵、金毘羅さん、桜並木、土葬のお墓・・・。そして、「ちーびず」推進に向け、商品単体で勝負するのではなく複数の商品でコラボをすること・・例えばオリーブ石鹸+ちりめんタオル+みかんの入浴剤を組み合わせる、等・・・そして、「ちーたび」企画に向けても、地域単体で考えるのではなく他地域(舞鶴や天橋立)とコラボして人の流れを作ることが必要になってくる、等の意見も出ました。
 来年度の「ちーたび」の具体的な企画が生まれたグループもあり次の展開に大いに期待したいところです。

  ●平成27年11月12日掲載 【文責】一般社団法人京都府中小企業診断協会 松下晶

【問い合わせ先】 京都府地域力ビジネス課(京都府ソーシャル・ビジネスセンター) 電話075-414-4865

 

京都ちーびず(京都地域力ビジネス)